
転職先に、退職代行を使って退職したのはバレる?
退職代行の利用は転職に影響があって、不利になる?
こんな疑問に答えます。
この記事の主な内容
- 退職代行が転職先にバレない理由
- 転職先に退職代行がバレる例
- バレるリスクを下げる対処法
- 退職代行を使ったときの影響
退職代行を利用したいけれど、転職に影響が出ないか心配な点もありますよね。
転職先にバレるのを恐れて行動しづらい人は、よい転職活動も退職もできません。
しかし、安心してください。
この記事を読めば、「退職代行の利用が転職先にバレるか」という疑問は解決し、すぐに行動できます。
また最後に、あなたの悩みを解決するサービスも紹介しますので、どうぞ最後までお読みください。
この記事を書いた人

フリーランスWebライターのあずまかです。
30代で10年以上勤めた会社を退職しました。
退職代行の利用は転職先にバレるの?

退職代行を利用したことが、転職先にバレることは、ほぼありません。
大前提として、退職代行は利用者のプライバシーに最大限に配慮しています。
利用者が不利益を被るサービスなら、退職代行を利用する人は世の中に増えませんよね。
事実として、数十社以上の退職代行サービスが存在し、利用している人がいます。
では、どうしてバレないのか、理由を確認しましょう!
退職代行が転職先にバレない理由3つ
- 前職調査が禁止された
- スマホ1つで完結できる
- 転職時の面接では聞かれない
納得して利用するために、要チェック!

①:同意を得ない前職調査ができない
転職先の会社は、本人の同意を得ない前職調査はできません。
2005年に施行された「個人情報の保護に関する法律」では、以下のように定められています。
第二十七条 個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない。
以前は中途採用の選考で、前職の退職理由や働きぶりを調査することができました。
しかし現在は、本人の許可を得ずに、企業が勝手に前職調査をすることはありません。
②:スマホ1つで完結できる
退職代行サービスは、スマホ1つで手続きが完結できます。
個人情報や利用者のプライベートに留意するため、ほとんどの場合は顔を合わさずに手続きが可能。
例えば業者との連絡は、LINE、電話、メールが基本です。
退職にまつわる会社との調整も、業者が仲介してくれます。
つまり、利用したことが分かるのは、当事者しかいません。
会社から連絡があっても、
- 代理人に一任していると伝える
- 業者に連絡が来たことを伝える
という対応でOKです。
よほどのことがなければ、退職後に業者から連絡がくることもありません。
うまく立ち回れば、家族にすらバレません。

③:転職時の面接では聞かれない
転職時の面接では「なぜ前職を辞めたのか」を聞かれることはあります。
しかし、わざわざ「どうやって辞めたか」を聞く企業はありません。
面接官が知りたいのは、あなたの過去よりも未来のほうが中心だからですね。
ある会社で面接官をしている方は、次のように述べています。
それぞれの面接は見られてるポイントが違う。
一次面接(人事):過去
二次面接(現場責任者):実務
最終面接(経営者、重役):未来一次では過去から自社とのカルチャーマッチを見る。二次ではスキルや経験などの実務面を見る。最終ではどれくらい未来へのポテンシャルがあるかを見る。
採用を担当する人は、求職者が
- 即戦力になりそうか
- 会社にマッチするかどうか
- これから成長する見込はあるか
など、会社の未来に利益をもたらす人材かどうかを見ています。
したがって、退職代行を利用したことは、自分から伝える必要はありません。
退職代行の利用が転職先にバレる例

繰り返しますが、退職代行を利用したことが、転職先にバレることはありません。
しかし、100%絶対にバレないとも言い切れません。
なぜなら、例外もあるからですね。
ここでは、退職代行の利用が転職先に知れてしまう例を確認しましょう。
バレる危険のある4つの例
- SNSの発信
- うっかり話す
- 関連企業や同じ業界に転職する
- 転職先の会社が前職調査をする
それでは解説します。

①:SNSの発信
退職代行サービスを使ったことを、SNSで公言するとバレるリスクがあります。
転職先の企業が採用活動の一環として、SNSをチェックしている可能性があるからです。
SNSの発信から、求職者の素の姿を確認したいと考える企業もあります。
そんなニーズから「SNSのアカウント特定サービス」なる業者もあるようです……。
日頃の発信にも、気をつけましょう。
②:うっかり話してしまう
転職活動の中で、うっかり話してしまうリスクもあるでしょう。
うっかり話してしまうのは、完全に油断ですよね。
繰り返しますが、基本的に自分で言わない限り転職先にバレるリスクは低くなっています。
決して、自ら公言しないように細心の注意を払いましょう。
入社後して、信頼関係ができれば、「実は……」と笑い話にできるかもしれません。

③:関連企業や同じ業界に転職する
前職と転職先の会社に関わりがある場合は、バレる可能性があります。
なぜなら、以下のリスクがあるからです。
- 前職の会社の関係者が話す
- 人事部に繋がりがある
転職先は職務経歴書で、あなたがどの会社にいたかを、知ることができます。
職務として無断で前職調査をすることは違法です。
しかし、前の会社と転職先の距離が近ければ、世間話の中で意図せずに話題となり、バレる可能性もありますよね。
関連企業や同じ業界内の転職は、リスクが高まるでしょう。
④:転職先の会社が前職調査をする
法の整備や企業のコンプライアンスが厳しくなり、前職調査をする会社は減少傾向にあります。
しかし現在でも、金融業界や警備の仕事は、本人の承諾を得て前職調査を実施するケースが多いようです。
危機管理が重視される業界のため、採用においても必要な情報になりそうですよね。
極端な例ですが、
- 逮捕歴がある人
- お金の管理に問題があった人
などは、問題がない人と比べて適性があるとは判断しにくいですよね。
またあってはならないですが、転職先の会社が無断で前職調査を行えば、バレる可能性はあります。
それが原因で不採用になったと思われるなら、仕方ありません。
むしろ「法律や個人情報を軽んずる会社」に就職せずに済んだと思いましょう。
退職代行の利用が転職先にバレるリスクを下げる方法

世間の退職代行サービスへの認知や理解は、時代とともに広がっています。
ニーズがありビジネスとして成立しているのは、きっと救われている人が増えているからですね。
ただ、あなたが「転職先に知られたくない」と思うなら、少しでもバレるリスクは下げましょう。
リスクを下げるためにできること2つ
- 誰にも伝えない
- 業者に強く念押しをする
バレないための対処法を確認します。

①:誰にも伝えない
あなたが誰かに言ったり、SNSで発信をしたりしなければ、基本的にバレません。
なぜなら知っているのは、あなたと退職代行サービスと、退職する会社だけだからです。
以下のことは、禁止です。
- SNSで発信する
- 面接で自分から言う
- 誰かにこっそり伝える
リスクを極力下げるために、口外するのは避けましょう。
試用期間の飲み会なども注意ですね。

②:業者に強く念押しをする
退職する会社から情報が漏れないように、退職代行サービスに依頼をして、釘を刺してもらいましょう。
退職代行サービスは、利用者に寄り添い、情報の管理を徹底するはずです。
だとすると、自分以外から情報が漏れるリスクがあるのは、退職した会社ですよね。
まともな会社なら、退職代行で社員に辞められた話が広がることは、会社の内外のイメージダウンにつながると考えるでしょう。
普通は言いふらさないとは思いますが、そうでない会社もあるかも知れません。
したがって、退職代行サービスから退職する会社に、「第三者に情報を漏らさない約束」を取り付けてもらいましょう。
弁護士運営の退職代行に依頼して書類を作れば、約束の効果もより強くなります。

転職代行を使うと転職は不利になる?影響は?

ここまでは、退職代行の利用がバレるリスクを、下げるための動きを確認しました。
でも、サービスを使った後の状況も、気になりますよね。
ここからは、退職代行を使うと、
- 転職で不利になるのか
- 転職に影響が出るのか
という疑問にお答えします。
転職にまつわる疑問点も確認しましょう。

転職代行を使うと転職は不利になる?
退職代行サービスの利用自体で、転職活動が不利になることはありません。
転職先が知らなければ、他の求職者となんら変わりないからです。
それに万が一、退職代行で辞めたのを知っても、採否の判断に取り入れることは望ましくありません。
しかし、何かの拍子に退職代行で辞めた事実を知れば、影響が出る可能性も否めません。
経緯はどうあれ、プラス評価になるとは考えにくいですよね。
「また退職代行を使うかも……」とマイナスに捉える人もいるかもしれません。
退職代行を使うと転職に影響が出る?
退職代行を利用すると「離職期間ができる」という影響があります。
前々から計画して退職代行を利用する人はあまりおらず、退職後に次の仕事を探す必要があるからです。
離職期間があるだけなら大丈夫なのですが、再就職が決まらないと、
- 焦って転職して妥協してしまう
- ブランクが長びき転職が不利になる
という影響が出るかもしれません。
せっかく退職できても、その先が決まらなければ不安ですよね……。
実は、転職サポートもしてくれる便利な退職代行サービスもあります。
以下の記事で、詳しく見ていきましょう!

転職サポートのある退職代行【厳選の2つ】

ここでは、転職を考えている人にぴったりな退職代行サービスを2つ紹介します。
転職サポートのある退職代行【2選】
- 男の退職代行
- わたしNEXT
上記の2つの業者は、労働組合が運営しているので会社との交渉もできます。
男の退職代行

料金 | ・正社員は26,800円 ・アルバイトは19,800円 |
実績 | ・運営歴は16年 ・退職成功率100% |
返金保証 | 退職不可なら全額返金 |
男の退職代行の魅力
一番の魅力は日本退職代行協会の最高位クラス「特級認定」を取得している点です。
メディア掲載実績も多数あり、20代30代の男性が選ぶ退職代行No.1に選ばれています。

さまざまな転職サポート企業と提携しており、転職成功者がたくさん出ているのも魅力的です。
\ 業界最大級の利用者数! /
労働組合運営なので、会社との交渉もばっちりです。

わたしNEXT(女性限定)

料金 | ・正社員は29,800円 ・アルバイトは19,800円 |
実績 | ・運営歴は16年 ・退職成功率100% |
返金保証 | 退職不可なら全額返金 |
わたしNEXTの魅力
わたしNEXTは、業界初の女性限定の退職代行サービスです。
女性が選ぶ退職代行サービスの5部門で、No.1を達成。
転職サポートは完全無料で、さまざまな転職サポート企業と提携しています。
↓メディア掲載実績も多数あり。

\たった1分で無料相談可能!/
面談不要で、相談から退職完了までスマホ1つでOK。

転職先に退職代行はバレないし、バレても大丈夫!

本記事の重要ポイントをまとめます。
この記事のまとめ
- 退職代行が転職先にバレることは“ほぼ”ない
- バレるケースを知りリスクは極力減らせる
- 代行サービスの利用で転職は不利にならない
- 転職サポートまで可能な退職代行がある
万が一、転職で退職代行の利用を伝える必要が出たときは、隠さなくてOKです。
誠心誠意、その経緯を話しましょう。
例えば、
- 退職を拒否された
- ハラスメントがあった
- 残業代を支払ってくれなかった
などと、退職代行を利用せざるを得なかった状況を説明すれば大丈夫です。
よい会社なら、きっと理解してくれるでしょう。
「現状を変えて前進したい!」と考えるあなたが、次のキャリアで成功することを心から祈っています。
現状を変えて、理想のキャリアを目指しましょう。

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