
Webライターってどんなメリット・デメリットがあるのかな?
Weライターの収入って正直どうなんだろう?
こんな疑問にお答えします!
この記事の内容

記事を書いている著者も、以前は全く同じことが気になっていました……。
Webライターの見聞や実際の体験をもとに解説します!
この記事を読めば、Webライティングの仕事のイメージがつかめます。
Webライターになるのを検討される方のご参考になれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。
Webライターのメリット・デメリットを知る前に
Webライターってどんな仕事?

Webライターの仕事は、Webサイト上に掲載する記事を執筆することです。
大企業から個人商店まで、今やWebサイトを使って集客をすることは、重要な経営戦略の1つになっています。
例えば、「購入を検討する商品」や「旅行先の宿」を検索したことはありませんか。
検索後に見るページの多くは、企業から執筆を依頼されたWebライターが書いています。
主なWebライターの仕事例
- ブログ記事の作成
- 企業のコンテンツの執筆
- 商品の販売ページの執筆
- ネット広告の執筆
- 電子書籍の執筆
- 取材記事の執筆
副業やフリーランス、正社員として執筆や編集に携わっている方もいます。
WEBライターのメリット6選

ではWebライターのメリットを紹介します。
フリーランスWebライターとして働くメリットを6つにまとめました。
Webライターのメリット6選
- 職場の人間関係から解放される
- 自由に仕事ができる
- 誰でもすぐに始められる
- 努力すれば収入が上がる
- 個人で稼ぐスキルが身につく
- 副業にも向いている
1つずつ詳しく見ていきましょう!
メリット①:Webライターは職場の人間関係から解放される
Webライターは職場の人間関係に余計な神経を使い、悩む時間はありません。
基本的に請け負った仕事は、自分1人で完結させます。
上司の目を気にしたり、部下の育成に気を遣ったりする必要はないので、自分のペースで仕事を進めることが可能!
クライアントとの連絡も、大半はメールやチャットで済むため、ほぼ対面しません。
メリット②:Webライターは自由に仕事ができる
Webライターは「いつでも」「どこでも」自由に仕事ができます。
最低限ではありますが、PCとネット環境さえあれば、仕事の準備はOK。
筆者の場合は完全に在宅で完結していますし、旅行をしながら執筆している人もいます。
稼働時間も自由なので、週4日で仕事を済ませ、残りの3日間は休むという働き方も可能です。
通勤もないので、渋滞や満員電車のストレスもありません。

メリット③:Webライターは誰でもすぐに始められる
極端ですが、未経験でも今からすぐWebライターとして働けます。
クラウドソーシングには、全くの未経験でも採用してもらえる案件があるからです。
また、他の副業に比べて、少ない初期費用で済むというメリットもあります。
Webライターの初期費用の例
PC | 10万円以下 |
関連書籍 | 0〜5千円 |
ブログ開設費用 | 0〜1万円 |
合計 | 約10〜15万円 |
Webデザイナーの初期費用の例
PC | 15〜20万円 |
ディスプレイ | 3〜5万円くらい |
デザインソフト | 約5千円 |
関連書籍 | 約1万円 |
Webサイト開設費用 | 約1万円 |
合計 | 約20〜30万円 |
同様に在宅で働けるWebデザイナーと比較すると、金額に開きがあることがわかります。
Webデザインはスキル取得のハードルも高いので、スクールに通えば差はさらに大きくなるでしょう。
ちなみにWebライターは、関連書籍やブログが絶対に必要になるわけではありません。
ネット環境とPCがあれば実質0円でスタートできます。

メリット④:Webライターは努力すれば収入が上がる
Webライターは頑張りに応じて、収入が上がっていきます。
頑張って納品する記事数を増やせば、もらえる報酬も増えますよね。実績を積むことで文字単価を上げることも可能です。
会社員の場合、労働量に比例して給料は上がりません。評価や業績で変動しますが、給料は社内規定の範囲内にとどまります。
Webライターの仕事は労働量を増やすことで、収入を高められる働き方です。
会社員と違い上限も決められていません!

メリット⑤:Webライターは個人で稼ぐスキルが身につく
案件をこなすことでWebライターは、個人で稼ぐスキルが身につきます。
クライアントから得た報酬や信頼は、会社に頼らず、完全にあなたのスキルから生まれたものです。
会社員の成果は、社内では評価されます。しかし世間から見れば、それは単に業績の一部です。社外の市場価値を高めるチャンスは多くありません。
Webライターは、スキルを磨けば市場価値が高まるので、会社に依存せず稼ぐことが可能になります。
ライティングのスキルも、案件獲得のために営業した経験も、全てあなたの財産!

メリット⑥:Webライターは副業にも向いている
あなたが会社員の場合、Webライティングは副業に最適です。
案件には多くのジャンルがあり、あなたの本業に関する知識を執筆に活かすことが可能。
例えば、専門性が高い分野はWebライティングの中でも単価が高くなっています。
単価が高い分野
- 金融
- 医療
- 法律
- 不動産
- 健康
- 美容
Webライティングは副業で大きく稼ぐのは難しいですが、本業の経験を活かせるのがメリットです。
WEBライターのデメリット6選

Webライターの仕事には、デメリットだと思えることもあります。
今回はデメリットだと感じることを6項目にまとめました。
Webライターのデメリット6選
- 働き方が労働集約型
- 営業に時間を取られる
- 稼げるまで時間がかかる
- 収入が安定しないかも
- 悪質なクライアントに遭うかも
- 運動不足になりやすい
次はデメリットを詳しく見ていきましょう。
デメリット①:Webライターの仕事は労働集約型
Webライターの仕事は労働集約型です。
つまり書けなければ、収入が無くなります。
会社員の場合は、病気やケガで誰かが欠勤しても業務は回りますよね。休んだ人も有給でカバーすれば、給料が減ることはありません。
自分が働かないと仕事がストップするという点は、Webライターのデメリットです。
Webライティングのみで生計を立てるなら、書き続けなければなりませんね。

デメリット②:Webライターは営業に時間を取られる
Webライターが案件を取る際には、クライアントへの営業活動が不可欠です。
クライアントから選んでもらためには、提案文を考えて応募する必要があります。
クライアントごとにアピールを考えるのも時間がかかりますし、何十件も応募して採用されないなんてことも…。
案件獲得や単価交渉のためには営業の時間が必要であることも知っておきましょう。
デメリット③:Webライターは稼げるまで時間がかかる
専門知識や実績がない初心者は、稼げるようになるまで時間がかかります。
獲得できる案件の文字単価は、1円以下であることが普通です。
文字単価0.5円を例で、考えてみましょう。
文字単価0.5円 3,000文字の記事の場合
3,000 × 0.5 =1,500
※実際は報酬から手数料も引かれます!
営業からリサーチや執筆に、合計5時間かかったとすると時給は300円以下に……。

文字単価2円くらいまでは、稼ぐのが難しいというのが現実です。
デメリット④:Webライターは収入が安定しないかも
Webライターの仕事は、収入が安定しない可能性もあります。
クライアントから仕事をもらえなければ、報酬は発生しません。
求められるスキルがなければ、継続案件は受けられませんし、メディアが閉鎖になれば継続案件も消えます。
案件が急に無くなるデメリットがあるので、複数のクライアントと繋がっておいた方が安全です。
デメリット⑤:Webライターは悪質なクライアントに遭うかも
Webライターはクライアントありきの仕事なので、その要求に応える必要があります。
ただ良いクライアントばかりではなく、悪質なクライアントに遭遇することも……。
トラブルの例
- 報酬を支払ってくれない
- あまり連絡が取れない
- 質問に答えてくれない
- 契約と違うことを要求される
クラウドソーシングは、直接クライアントと顔を合わせなくてもよい匿名性があります。
しかしその反面、匿名性を利用した悪質な発注者もいるようです。
クラウドソーシングで「直接契約しません?」って言われることあるじゃん?
— 佐々木ゴウ|ライター組合・douco (@goh_ssk) February 6, 2019
あれ、おすすめしない合理的な理由があって
①倫理違反できる性格ってことなので、お金の請求時とかトラブル発生する可能性あり
(3万円分の記事納品後に消え去るとか)
②アカウント消されるかも
③意外とストレス溜まる pic.twitter.com/fpZeFm7YqV
株式会社ライター組合を運営する『佐々木ゴウ』さんのツイートより。
要点をまとめると、クラウドソーシングには、倫理違反をして直接契約するクライアントがいる。
このような契約をおすすめしない理由は以下の3つです。
- お金のトラブルが発生する可能性がある
- アカウントを削除される可能性がある
- ストレスが溜まる
契約の際には、内容をしっかり確認してトラブルに気をつけましょう。
デメリット⑥:Webライターは運動不足になりやすい
Webライターは基本的に1日ずっとPCの前にいるので、運動不足になりがちです。
基本的に執筆中もリサーチ中も、座ったままの姿勢が続きます。
筆者も気がつけば、「5時間くらい座りっぱなし…」なんてことが何度もありました。
通勤がなく歩くことも減るので、運動不足になりがちなのがデメリットです。
意識的に散歩をしたり、ストレッチしたりしています。

Webライターの収入ってどうなの?

ここまで読んでいただいた方は、Webライターの収入も気になっていますよね。
デメリット③でご説明したように、特別な専門性がない人は1円以下の低単価案件からスタートするのが普通です。
では、実際にどのくらいの期間で、いくら稼げるようになるのか?
Webライターを始めてから毎月Twitterで収益を公開している方がいらっしゃいますので、例を見てみましょう。
上『sho』さんはフリーランスWebライターの方で、下『きよあき』さんは副業のWebライターの方です。
Webライター1年間の収益
— フリーランスWebライター/sho (@Webshofree) July 3, 2022
1ヶ月目58,540円
2ヶ月目138,557円
3ヶ月目158,728円
4ヶ月目215,166円
5ヶ月目205,594円
6ヶ月目240,921円
7ヶ月目239,015円
8ヶ月目252,439円
9ヶ月目189,735円
10ヶ月目321,865円
11ヶ月目326,411円
12ヶ月目361,252円
13ヶ月目400,250円
結論:Webライターは稼げる。
- 1ヶ月目58,540円
- 〜〜〜
- 6ヶ月目240,921円
- 〜〜〜
- 13ヶ月目400,250円
【Webライター収益の推移】
— きよあき │ Webライター (@kiyoaki45) July 1, 2022
1ヶ月目 17,246円
2ヶ月目 25,449円
3ヶ月目 39,773円
4ヶ月目 103,452円
5ヶ月目 155,336円
6ヶ月目 201,040円
7ヶ月目 251,498円
8ヶ月目 219,649円 ←いまここ
右肩上がりの崩壊⚡しかし今までで最も試行錯誤した濃い1ヵ月でした✍️
- 1ヶ月目 17,246円
- 〜〜〜
- 6ヶ月目 201,040円
働き方や案件のジャンルは異なりますが、4〜6月で月収20万円を超えています。
発信を拝見すると分かりますが、お二人ともWebライティングに全力で取り組まれている方です。
初めは稼げないのが普通ですが、努力を継続すれば稼げることを証明されています。
先を行く方のリアルな発信や活躍は、とても励みになりますね!

選ばれるWebライターになるためにやるべきこと

Webライターとして働くためには、クラウドソーシングに登録し、経歴をアピールすればOK。
ただ、それだけでは優良な案件の獲得は少し難しいかもしれません。
ライバルと差別化できる材料があったほうが、有利になりますよね?
例えば、差別化のためにWebライターがやるべきことには以下のことがあります。
選ばれるWebライターになるためポイント
- ライティングをスクールで学ぶ
- 専門性のある資格をとる
- ライティングの本を読んで実践
- ブログを運営をする
Webライターになる人は、営業のプラス材料となるスキルを持ちましょう。
1つずつサクッと見ていきましょう!
Webライティングをスクールで学ぶ
Webライティングスクールは、基礎から受注できるレベルまでを体系的に学習が可能。
最も効率よく必要な知識を学べます。
記事の添削があり、自分に足りないスキルを確認できるのもスクールのいい点です。
周りの初心者Webライターに差をつけたい方は、スクールに通うのをおすすめします!

専門分野やWebライターの資格をとる
Webライティングの仕事をするのに、必要な資格はありません。実績が一番大切です。
ただクライアント目線でいくと、資格があるほうが安心できますよね。
特に専門分野の知識があることを証明できる資格は、強いアピール材料になります。
資格の具体例
- 金融系の案件→FPの資格
- 不動産系の案件→宅建の資格
Webライティング関連の資格もあります。
Webライティング関連の資格
資格はアピール材料の1つにはなりますが、最も評価されるのは実績です。
ライティングの本を読んで実践する
Webライティングの知識を、書籍を通じて学ぶことでスキル習得に繋がります。
2〜3冊くらい読めば、多くのWebライティングの知識を身につけることが可能です。
初心者にピッタリな書籍はこちら!
文の書き方や言葉の選び方が、これ1冊でガッツリ学べます。
私は書籍は読むだけでなく、有益だと思うことをメモしたり、要約したりします。
知識を一気に吸収して実践するのは難しいので、一部から実践していけばOK!

ブログ運営をする
Webライターのスキルを高めるために、ブログ運営をするのはおすすめです。
ブログ運営をすることで、Webライターに求められるSEOの知識が身につくからです。
Webライターの案件には、SEOが関係ない仕事もあります。
ただ、記事を検索結果の上位に表示させるSEOライティングのスキルは、クライアントのビジネスに貢献できます。
つまり、SEOのスキルが高ければ、単価のいい案件を得やすくなるんですね。
ブログの実績は、営業時のアピールにもなりますよ!

Webライターのメリット・デメリットのまとめ

この記事では、Webライターのメリットやデメリットを紹介しました。
最後にもう一度、おさらいしてみましょう!
Webライターのメリット6選
- 職場の人間関係から解放される
- 自由に仕事ができる
- 誰でもすぐに始められる
- 努力すれば収入が上がる
- 個人で稼ぐスキルが身につく
- 副業にも向いている
Webライターのデメリット6選
- 働き方が労働集約型
- 営業に時間を取られる
- 稼げるまで時間がかかる
- 収入が安定しないかも
- 悪質なクライアントに遭うかも
- 運動不足になりやすい
どんな仕事にもメリットやデメリットがありますよね。
事前に調べておこうと思ったあなたは、とても賢明な方です!
もし興味がわいたなら、Webライターに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
クラウドソーシングをのぞいて、ぜひ実際の案件も見てください!
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